こんにちは!!ブリスベン の一児のパパです。
先日オーストラリア クイーンズランド州のブリスベン&ゴールドコーストに旅行に行った際に電動キックボードに挑戦してきました。
今回は、オーストラリアの電動キックボードに挑戦した際の感想、その乗り方、交通ルール
について、詳しくご紹介します!!
この記事は下記の方におすすめです。
こんな方におすすめ
- オーストラリア旅行に来て電動キックボードに挑戦したい方
- オーストラリアにワーホリや留学できて、まだ電動キックボードに乗ったことがない方
- オーストラリアの電動キックボードのルールが分からない方
では早速ご紹介していきます。
目次
オーストラリアの電動キックボードとは?
ここでは、オーストラリアで普及している電動キックボードの概要についてご紹介します。
まず、電動キックボードとは、最近日本でも普及し始めている電動タイプのキックボードのことです。
電動キックボードだけでなく、電動スクーター、電動スケーター、立ち乗りスクーター、e-bike, e-scooterなど様々な呼ばれ方があります。
この電動キックボードは個人で購入して、運転することもできますが、大半は街に置かれている電動キックボードを見つけて、乗車登録をして、乗って、目的地に着いたら乗り捨てるというシェアリングサービスとして普及しています。
通常のキックボードは、足で地面を蹴って進みますが、電動キックボードは備えられたバッテリーを充電し、その電気を活用しアクセルを回すだけで前に進みます。
また、速度も時速15km以上出て、便利でエコな移動手段として近年急速に普及してきています。
日本でも最近ようやく普及してきていますが、私が今回旅行をしたブリスベンではオーストラリアの中でも先行して導入、普及しています。
オーストラリアでは、様々な会社のキックボードが普及していますが、ここでは、Neuronとbeamについてご紹介します。
Neuron
NeuronはNeuron Mobilityというシンガポールに本社を置く2016年に設立されたスタートアップです。
シンガポール、マレーシア、タイといった東南アジアだけでなく、オーストラリアとニュージーランド、カナダ、イギリスへの展開を急速に強化している会社です。
Neuron Mobilityのホームページによると、1回の充電で約60km以上走行可能で、その他様々な最新の機能が備わっている車両です。
オーストラリアでは、下記のように主要都市の多くでサービスが展開されています。
Beam
Beamはアジア太平洋最大級の電動キックボードシェアサービスで世界8カ国(インドネシア、マレーシア、タイ、オーストラリア、ニュージーランド、トルコ、韓国、日本)に展開している会社です。
後ほどご紹介しますが、今回私はオーストラリア旅行でこのBeamの電動キックボードに乗りました。
その理由は、日本でサービスが展開されていない場合、Appをダウンロードするのに設定を変えたりと非常に面倒なのですが、このBeamは日本で既にサービスが展開されているため、設定変更なく日本のApp Storeでアプリのダウンロードや登録が可能です。
つまり、オーストラリアに行く前にbeamのアプリをダウンロードして登録することができます。
では、次からは実際に私がオーストラリアでBeamに乗るためにアプリをどのように登録して、乗車したかをご説明します。
オーストラリアでの電動キックボードの乗り方
ここでは、私が実際にオーストラリア旅行でbeamの電動キックボードに乗りましたので、その流れについてご説明します。
①アプリをダウンロードして登録する。
まずは、beamのアプリをダウンロードしましょう。
スマートフォンのApp StoreやGoogle storeで「beam」と検索すると上記写真のようにBeamのアプリが出てくるのでダウンロードしましょう。
※上記でご説明しましたが、beamは既に日本でサービスをしているため、特別な設定なく日本語対応のアプリをダウンロードできます。
アプリをダウンロードしたら次は登録します。
日本語対応のため、詳細な説明は割愛しますが、名前、Eメールアドレス、電話番号などを入力します。
この際、紹介コードを入力する欄がありますが、下記の紹介コードを入力すると少額ですが、約200円くらいのクレジットがもらえますので、良かったら使ってみてください。
紹介コード【X2q4DILm】
登録したら、支払い方法を登録する必要がありますので、「お支払い」の箇所からクレジットカードやApple Payなど支払い方法を選択して登録してください。
これで登録は完了でもう早速電動キックボードに乗る準備が整いました。
②アプリを起動して、自分の最寄りの電動キックボードを探す
登録が完了したら、次はアプリを開いて自身の最寄りの電動キックボードを探しましょう!!
アプリを開くと上記写真のように、自身の現在の位置の近くにある電動キックボードが表示されます。
自身の周りに電動キックボードを見つけたらその場所まで移動しましょう。
注意
beamは電動キックボードだけでなく電動自転車のサービスもあります。上記写真の中にもありますが、絵で電動キックボードと電動自転車を混同しないように気をつけましょう。また、バッテリーの残量も確認し、目的地が遠い場合はなるべくバッテリー残量が多い車両を選択してください。
③QRコードをスキャンして乗車登録をし、ヘルメットをかぶる
自身が乗車したい車両の所に行ったら、改めてアプリの地図上で上記写真のように車両を選択して、車両ナンバー(上記写真で言うと「AI969」)を確認し、目の前にある車両の車両ナンバーと一致しているか確認した上で、上記写真にある「スキャンしてライド」をタップすると、QRコードを読み込む画面となりますので、下記写真のようにハンドル真ん中上面にあるQRコードをスキャンしてください。
QRコードを読み込むとアプリ上で乗り方の説明がありますので確認してください。
また、自分のヘルメットを使うか、車両に備えられているレンタルのヘルメットを使うか指定します。
レンタルを使用する場合は、下記写真の赤い部分のロックが外れますので、ヘルメットをとり装着してください。
④実際に運転して目的地まで行く
もうこれで運転準備は整いました。
まず、下記写真にありますが、スタンドを自転車と同じような形で解除してください。
これでもう走り出せますが、基本的な運転方法について簡単に説明します。
まず、ブレーキは自転車と同じように左右のハンドルにブレーキがありますので、止まる際はそちらを使ってください。
次に電動キックボードを走らせる方法ですが、ハンドル右下の緑のテープで「GO」と書いてあるボタンを右手親指で押します。
この押す度合いで速度が変わりますので、慎重に操作してください。
また、最初に走り出す場合は、少し足で地面を蹴って手動のキックボードを使うような形でこのGOボタンを押すと始動します。
その他、左手のハンドルの部分でクラクションや右折、左折の指示器を出すことができます。
基本的は運転方法は以上になります。あとは目的地まで行くのみですがBeamのアプリ上の地図にもありますが、運転禁止エリア、速度制限エリアがありますので、慎重に運転して目的地まで行ってください。
⑤目的地に着いたら下車登録をする
目的地に着いたら、車両を停車し、アプリ上で下車登録をして、スタンドを上げて、ヘルメットをもとの位置に差し込んでください。
また、確実に駐車したことを写真で撮影することを求められますので、忘れずに撮影してください。
無事下車登録できると下記のように利用時間、料金が表示されます。
利用料金は固定金額+1分あたりの利用料金×利用時間で今回、私は約6分運転して$5.55でした。
注意
一点、駐車時に注意しないといけないのが、駐車禁止場所がbeamのアプリ内の地図に表示されていますので、駐車禁止場所には駐車しないようにしましょう。また、Pと記載のある指定された場所に駐車すると有料駐車と見なされ、次回分の$0.50のクレジットがもらえますよ。
実際にオーストラリアで電動キックボードに乗ってみた感想
今回オーストラリア旅行で電動キックボードに初めて乗りましたが、思ったより速度が出るんだなと言うのが第一の感想でした。
また、非常に台数が多く、街の至る所で電動キックボードを見かけるため、夏場など観光で歩くのに疲れた時にサクッと乗れるのは非常に良いサービスだと思いました。
ただ、やはり安全面にはしっかり気をつけて運転することが重要な気がします。
オーストラリアでの電動キックボードの交通ルール
オーストラリアでの電動キックボードの交通ルールについてご紹介します。
まず、結論から申し上げると、利用する州ごとにルールが異なります。
英語のホームページになりますが、こちらのホームページで州ごとのルールがまとめられていますので、ご参考にしてみてください。
参考にクイーンズランド州のルールをご紹介します。
・二人乗り禁止
・左側走行で歩行者優先
・15歳以下は使用不可
・歩行者との共存する道は最大時速12km, 歩行者と自転車が分かれている道路は最大時速25kmなど
まとめ
今回は、オーストラリアの電動キックボードに実際に乗ってみての感想や乗車の手順についてご紹介しました。
日本では最近ようやく普及し始めた電動キックボードで、まだまだ珍しいサービスですが、オーストラリアでは至る所で、サービスが展開されています。
オーストラリアで旅行に来た際、ワーホリ・留学などで来た際はぜひ一度、電動キックボードを試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!