オーストラリア・ブリスベンでは近場で行ける島といえば「モートン島」が有名ですが、実はもう一つおすすめの島があるんです。
今回はそんなブリスベンやゴールドコーストからも容易に行くことができる島
「ノースストラドブローク島(North Stradbroke Island)」の定番から穴場スポット、行き方
をご紹介します。
今回の記事は下記の方におすすめです。
こんな方におすすめ
- ブリスベン、ゴールドコーストの観光客の方で、オーストラリアの海の絶景と野生の生き物を見たい方
- ブリスベン、ゴールドコーストの在住者の方で、まだノースストラドブローク島に行ったことがない方
では、早速ご紹介していきます。
目次
ノースストラドブローク島とは??
ノースストラドブローク島(North Stradbroke Island)とはオーストラリア転クイーンズランド州のブリスベンの東に位置する非常に大きな島です。
場所はこちらです。
島には3箇所のメインエリアがあります。
ポイント
・ダンウィッチ(Dunwich)
・アミティ・ポイント(Amity Point)
・ポイント・ルックアウト(Point Lookout)
一番のメインはポイント・ルックアウトでウォーキングコースやカフェ、レストランがあります。
ノースストラドブローク島にはその他数カ所の淡水湖があります。
基本的に島内での移動はフェリーで積んできた自分の車か島内を1時間に1本走っているバスかツアーを申し込むの3パターンになります。
後ほど詳しくご説明しますが、一応頭に入れておいてください。
では今回は最も有名で定番のポイント・ルックアウト付近を中心にご紹介していきます。
定番スポット:ゴージ・ウォーク(Gorge Walk)について
まずは、ノースストラドブローク島の最も定番のポイント・ルックアウト(Point Lookout)にあるゴージ・ウォーク(Gorge Walk)になります。
ポイント・ルックアウトの場所は下記になります。
ゴージ・ウォークとはポイント・ルックアウトにある1.2kmの崖の周りを歩くコースです。
だいたい1時間あればゆっくり1周することができます。
注意ポイント
ただし、数カ所歩道コースから崖に降りれるところがあり、その場所は写真スポットなのですが、強い風も吹いているためしっかりと親御さんがお子さんを見ておいてください。
ゴージ・ウォーク(Gorge Walk)の魅力はなんといっても
・オーストラリアの壮大な海と海岸
・野生のクジラ、イルカ、海ガメ、カンガルー
を見ることができることです。
私は今までに2回ゴージ・ウォークに行ったことがありますが、イルカ、海ガメ、カンガルーは2回とも、クジラは1回見ることができました。
まずはゴージ・ウォークから見える海の景色です!!
次はゴージ・ウォークでもノース・ゴージ・ウォークと呼ばれる入り組んだ場所があるのですが、そちらの写真です。
ちなみにこのノース・ゴージ・ウォークでは下の写真のように息継ぎをしに、海面に上がってくる海ガメを見ることができましたよ。
また、ゴージ・ウォークの途中では野生のカンガルーに会えるかもしれません。
今回はポイントルックアウトのゴージ・ウォーク付近の地図をまとめてみましたのでぜひご活用ください。
イルカやクジラ、海ガメ、カンガルーが見れる場所を分かりやすく示してあります。
また、後ほどご説明するレストランの場所も載せていますのでご参考にどうぞ。
以上がポイント・ルックアウトにあるゴージ・ウォークの紹介になります。
穴場スポット:サイリンダービーチ(Cylinder Beach)について
ここでは、意外と知られていないポイント・ルックアウトの穴場スポット「サイリンダービーチ(Cylinder Beach)」をご紹介します。
サイリンダー・ビーチは先ほどご説明したゴージ・ウォークから歩いて20分ほどで行くことができます。
意外と穴場で冬に行った時は誰もいませんでした。
夏でも比較的空いています。
サイリンダービーチのおすすめポイントは下記になります。
ポイント
・海岸の砂浜が非常に広く、砂が白くて綺麗。
・潮の満ち引きのちょうどいいタイミングだとラグーンができている。
・非常に海が透き通って綺麗。
実際の写真はこちらです。
一般的なビーチと比較して平らな砂浜の範囲が広いのがわかると思います。
上の写真が偶然できていたラグーンの写真です。ラグーンなので波もないですし、浅いのでお子さんも楽しめます。
水も透き通っているほど綺麗であることがわかるかと思います。
車の方は下で説明するラウンドアバウトの所にとめてそこから階段でビーチまで行くと良いと思います。
ちなみに、その階段では下記の写真の野生動物を見ることができましたよ。
ゴージウォークからサイリンダービーチへのアクセスは下記になります。
以上、穴場のサイリンダービーチ(Cylinder Beach)をご紹介しました。
穴場スポット:ブラウン・レイク(Brown Lake)について
Welcome to Bummiera (Brown Lake) on Minjerribah (North Stradbroke Island) 😍 Take a Yura Tour and learn first hand about the island, one of eight new cultural and eco-tourism experiences you can have as a day trip from @visitbrisbane 👉https://t.co/zyj3BxnL97 #ThisisQueensland pic.twitter.com/ezrjn7frGO
— Queensland Australia (@Queensland) May 27, 2022
ノースストラドブローク島のもう一つの穴場は海ではなく、内陸にある湖のブラウン・レイク(Brown Lake)です。
こちらは、淡水の湖でなんといっても名前の通り、水が茶色であることが特徴です。
これは、落ち葉から出たタンニンが水に染み出て、茶色になっているそうです。
ブラウンレイクへ行くには、少し車がないと厳しい距離ですが、ノースストラドブローク島に1泊以上予定していて、時間さえ気にしないのであれば歩いていくことも可能です。
また、車もオフロードなので、レンタカーだとちょっと汚れる可能性があります。
ブラウンレイクの場所は下記になります。
ノースストラドブローク島でおすすめの定番レストランについて
ここではノースストラドブローク島のポイントルックアウトにある定番のおすすめレストランを紹介します。
Fishes at the Point
このレストランはポイントルックアウトのゴージウォークの入口の目の前にある人気店です。
というのもあまりお店の種類がないため、お店が限られてきます。
お昼時は結構オーダーの行列が毎回できています。
正直カフェ、ハンバーガー、海鮮料理、お酒などなんでもあり、どれも美味しいです。
ただ、オススメは好きなものをテイクアウトして、道路を挟んだ目の前の芝生で海を見ながら食べることです。
なぜかというと、結構な確率でイルカがその目の前の海に現れるため、イルカと綺麗な海を見ながらランチを食べることができるからです。
Fishes at the Pointの店舗詳細は下記になります。
店舗詳細
店舗名:Fishes at the Point
営業時間:月〜木曜日 11:00~19:00
金、土曜日 8:00~20:00
日曜日 8:00~15:00
ホームページ:http://www.fishesatthepoint.com.au/
住所:2/15 Mooloomba Rd, Point Lookout QLD 4183
TEL: (07) 3415 3444
場所は先ほど掲載したゴージ・ウォークの地図に記載していますのでご確認ください。
ホームページも非常にお洒落な作りをしていてお店のクオリティが分かると思いますよ。
ノースストラドブローク島への行き方について
ノースストラドブローク島へ行くにはクリーブランド(Cleveland)という場所からフェリー、ウォータータクシーで来ることができます。
そのフェリーも島内で自分の車で運転するか、バスで移動するかでチケットの予約の仕方が変わってきます。
基本的にフェリーは何社か運行していますが、一般的なのは「Stradbroke Ferry」という運航会社です。
また、旅行会社によってはツアーもありますのでご検討ください。
今回は、抜粋してツアーもご紹介します。
自分の車をフェリーに積んで行く場合の行き方
自分の車をフェリーに積んで行く場合は事前に予約する必要があります。
注意ポイント
混雑時は人気の曜日、時間帯の予約がすぐに埋まってしまうため早めに予約する必要があります。
また、予約状況や時間帯によって料金が変動するため早めに予約されるのをオススメします。
料金は片道AUD70~120の間で変動します。(2022年12月24日時点)
時間帯は
クリーブランド→ノースストラドブローク島 : 6:00~17:00 まで60分か90分おきに出発
ノースストラドブローク島→クリーブランド :7:00~19:00まで60分おきか90分おきに出発
です。
ただし、詳細なタイムテーブルは公式ホームページの予約ページを確認してください。
車を載せるフェリーの場合は乗車時間は45~50分になります。
フェリーに車を載せる場合は下記のようなイメージで積み込まれます。
旅行でレンタカーを借りて、そのレンタカーをフェリーに載せて行きたい方向けに注意点があります。
注意ポイント
予約時に車の登録ナンバーや車のサイズを入力する必要があります。
レンタカー会社に事前に確認して自分がレンタルする車のナンバーを事前に教えてもらえるか確認してみてください。
車は積まず、人だけでウォータータクシーで行く場合の行き方
今度は車を積まず、人だけで行く場合について紹介します。
ウォータータクシーはクリーブランドとノースストラドブローク島を約25分で結ぶ高速フェリーです。
基本的に1時間に1本運航されています。
乗り場は先ほどの車を積み込むフェリーとほぼ同じ位置です。
ウォータータクシーの料金は下記になります。(2022年12月25日時点)
料金
大人 (15歳〜): 片道 AUD11.00 往復 AUD20.00
子供(5〜14歳): 片道 AUD7.00 往復 AUD12.00
学生料金: 片道 AUD9.00 往復AUD16.50
コンセッション:片道 AUD5.50 往復AUD10.00
当日フェリー乗り場の近くのチケット購入オフィスで買っても問題なく間に合いますが、事前にオンラインからチケットを購入することもできます。
オンラインでウォータータクシーのチケットを購入する場合はこちら!!
ここで車で島に行かない方のためのノースストラドブローク島内での移動手段についてご説明します。
基本的に島内の移動手段はバスになります。
基本的にバスはフェリーと接続しますので、フェリーが着いたら目の前のバス乗り場に向かってください。
また、帰りの場合もフェリーはバスを待ってくれますので、ご心配なく。
料金は一回の乗車でどこまで行ってもAUD5.00です。
注意ポイント
ただし、このバスはプライベートバスなのでGo Cardは使えず、現金のみとなりますのでご注意ください。
クリーブランド(Cleveland)への行き方について
クリーブランドへは車か電車+バスで来ることができます。
クリーブランドへ車で行く場合
クリーブランドへ車で来る場合はブリスベン中心からですと、約40分になります。
ゴールドコーストのサーファーズ・パラダイスからですと、約70分です。
場所はこちらになります。
駐車場も無料で多くありますので、ご心配なく。
ブリスベンからクリーブランドへ電車+バスで行く場合
電車+バスで来る場合、シティからですと約1時間30分かかります。
まず、セントラル駅からSHCLのクリーブランド行きに乗り、クリーブランド駅で降ります。(乗車時間約1時間)
次にクリーブランド駅から258系統のバスに乗車し、Emmett Drive near Middle Stで降りてください。(乗車時間約6分)
そこから4分ほど歩くとフェリー乗り場・チケット売り場があります。
おすすめのツアー
2023年5月16日時点で、旅行会社KLOOKでは、ノースストラドブローク島ツアーを提供しています。
KLOOKは、世界をリードする旅行・レジャー予約サイトで2014年に設立された香港に本社を持つKlook Travel Technology Limitedが運営しています。
KLOOKの魅力は下記になります。
KLOOKの魅力
・月間サイト訪問者数は3,000万以上で28か国に拠点をおいてサービスを提供しています。
・国内から海外まで豊富な品揃えで500カ所以上の観光地に28万点以上の商品を持っています。
・幅広い商品カテゴリーを持っています。
→人気テーマパーク・動物園・ダイビング・SUPなどのアウトドア体験、オプショナルツアー、空港送迎・レンタカー・鉄道チケットなどの交通サービス 等
・KLOOK限定の特典付き商品
→優先入場や割引、会員限定特典が様々
・日本語対応、日本円支払い対応
簡単なツアーの流れ(2023.2時点)
9時:ブリスベン キングジョージセントラル集合、出発
その後、島に到着後下記を観光
・ブラウンレイク
・Myoga Springs
・サイリンダービーチ
・ゴージウォーク(野生のエイ、カメ、イルカなど見つけならが景色を堪能)
・ポイント・ルックアウト(昼食)
・アミティー・ポイント
その後島を出発
19時:ブリスベン 到着、解散
非常に盛り沢山のツアーですね!!
注意ポイント
食べ物、飲み物は出ませんので各自事前に準備するか、現地のお店で購入ください。
ノースストラドブローク島まとめ
今回は意外と知られていないオーストラリアのブリスベン、ゴールドコーストから気軽にいける人気観光地「ノースストラドブローク島(North Stradbroke Island)」の定番・穴場スポットと行き方をご紹介しました。
定番のポイント・ルックアウトにあるイルカやクジラ、海ガメを見ることができるゴージ・ウォークや穴場のサイリンダービーチの魅力、そしておすすめの定番レストラン「Fishes at the Point」をご紹介しました。
また、自身の車をフェリーに積んで行く場合とそうでない場合の行き方の違いをご説明しました。
夏の時期(特にスクールホリデイ中)は混みますので車をフェリーに積んで行く場合は、事前に予約サイトでフェリーの空き状況を確認して行ってみてくださいね。
読んでいただきましてありがとうございました。