みなさんこんにちは!!
ブリスベンの一児のパパです。
今回はオーストラリアの野球と実際にオーストラリアのプロ野球の試合を観て感じた魅力についてご紹介したいと思います。
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目次
オーストラリアの野球について
日本では、野球といえばサッカーと並んで子供から大人まで人気スポーツですが、ここオーストラリアではマイナーなスポーツの一つです。
オーストラリアではラグビーやクリケットが人気ですからね。
ただ、全く人気がないかというとそうではなく、日本やアメリカと同様にプロ野球があります。
まずはオーストラリアのプロ野球について簡単にご紹介します。
オーストラリアのプロ野球リーグについて
オーストラリアのプロ野球リーグは2010年に発足し、2リーグ制で8チームが加盟しています。
オーストラリアのプロ野球リーグは「オーストラリアン・ベースボールリーグ」と呼ばれています。
各リーグの名称は、サウスウェスト・ディビジョンとノースイースト・ディビジョンです。
各リーグに加盟しているチームは下記になります。
ノースイースト・ディビジョン
・ブリスベン バンディッツ(ブリスベン)
・キャンベラ キャルバリー(キャンベラ)
・シドニー ブルーソックス(シドニー)
・オークランド トゥアタラ(ニュージーランドのオークランド)
サウスウェスト・ディビジョン
・アデレード バイト(アデレード)
・メルボルン エイシズ(メルボルン)
・パース ヒート(パース)
・ジーロング コリア(ジーロング)
オーストラリアのプロ野球は南半球にあることから、日本のオフシーズンである11月〜1月の期間に計40試合を行います。
その後、上位5チームでプレーオフを行い、最終的に勝ち残ったチーム同士で3戦のチャンピオンシリーズを行い2勝したチームが年間チャンピオンとなります。
ちなみに各試合はYoutubeでLive中継されており、下記のリンク先から観ることができます。
年俸ってどれくらいなの??
色々と調べたところオーストラリアのプロ野球選手は日本と比べ、非常に年収が低く普通に試合に出ている選手でも数十万円だそうです。
年俸数十万円では普通に生活できませんよね。
そうなんです。
オーストラリアのプロ野球選手は兼業で普段は企業で普通に働いています。
その自身が所属している企業がスポンサーとなってサポートしつつ、その企業の名前を紹介します。
実際に下記はブリスベン・バンディッツの例ですが、多くの企業がチームのスポンサーとなっていることがわかります。
オーストラリアのプロ野球の試合を観て感じた魅力
ここでは私がオーストラリアのプロ野球の試合を実際に観て感じた魅力をご紹介したいと思います。
観戦した試合はブリスベン・バンディッツとキャンベラ・キャルバリーの試合で、ブリスベンのニューマーケットにあるホロウェイフィールド(Holloway Field)というスタジアムで行われました。
下記はブリスベン・バンディッツの選手達です。(各選手の名前は分かりません。。)
ホロウェイフィールドの場所は下記になります。
魅力1:試合をしている選手達との距離が非常に近い
一つ目のオーストラリアのプロ野球の魅力は試合をしている選手達との距離が非常に近いことです。
日本の場合ですと、東京ドームなど選手がほぼ点にしか見えない遠く離れた席もありますが、オーストラリアのプロ野球の場合はほぼ目の前で観ることができます。
下記の写真が実際の写真です。
150km近い速球とピッチャーとバッターの生の対決を目の前で観ることができます。
投手が投げた球を捕手が捕る時の音やバットにボールが当たる非常に迫力のある音を楽しむことができます。
魅力2:日本のプロ野球選手を間近で観ることができる
二つ目の魅力は日本のプロ野球選手を生で間近で観ることができることです。
先ほどご説明した通り、オーストラリアのプロ野球は日本のプロ野球のオフシーズンである11月~1月にかけて行われるため、日本から若手のプロ野球選手がやってきて試合に参加します。
昨年の2018-2019シーズンにはブリスベン・バンディッツに日本ハムの有名な杉谷選手が来ましたし、今年の2019-2020シーズンもDeNAベイスターズから4選手がキャンベラ・キャルバリーに派遣され試合に参加しています。
ちょうど私が試合を観戦した時はキャンベラ・キャルバリーでDeNAの大貫選手がピッチャーで試合に出ていました。
下の写真が大貫選手が投げていた時のものです。
DeNAのファンの方にとっては、自分のチーム以外のユニフォームを着た選手を観ることができませんし、日本と比べて非常に近い距離で観ることができるので非常に貴重だと思います。
また、2022年度のウィンターリーグでは、日本ハムと巨人でプレーをした陽岱鋼選手がブリスベン・バンディッツでプレーすることが決まっています。
魅力3:非常にアットホームな雰囲気でゆったりと試合を観れる
オーストラリアのプロ野球の次の魅力は非常にアットホームな雰囲気であることです。
結構席も空いていますし、周りには英語で野次を飛ばしている人がいたり、みんなビールを飲みながらゆったりと試合を観戦しています。
ちなみに食べ物やビールなどのアルコールも下の写真の様に販売されています。ビールは$5です。
また、選手も年俸が安いからかもしれませんが、ピリピリせず、非常にリラックスしてプレーしています。
選手達はみんなベンチ前の柵の後ろで立って応援しています。
下の写真の様にスコアボードも非常に簡易で、道路工事の注意看板くらい小さいです。
ボールボーイも日本のように大人のスタッフではなく、メジャーリーグと同様に子供がやっており、非常にアットホームな雰囲気です。
試合前の練習時には選手がファンに近寄ってきてコミュニケーションを取りに来てくれるので、そういったところもオーストラリアのプロ野球の魅力の一つです。
魅力4:比較的チケットが安い
オーストラリアのプロ野球のチケットは日本と比べても全体的に安いです。
安いもので$22(1600円くらい)、一番高い席で$52(4000円くらい)です。
安いと言っても非常にグラウンドに近いですし、一般的な席が$25くらいです。
チケットは事前にオンラインで各チームの公式ホームページから購入することもできますし、当日の会場のチケット売り場でも買うことができます。
また、チケットだけでなく、会場ではチームのグッズを買うことができます。
私が試合を観戦したブリスベン・バンディッツのショップでは、Tシャツやユニフォーム、グローブやボールなど様々なグッズが販売されていました。
女性用のユニフォームはどこかソフトバンクホークスのユニフォームを彷彿とさせるデザインでした。
ユニフォームは結構高かったですが、Tシャツは$20と比較的手頃な値段でした。
まとめ
今回は、オーストラリアの野球事情と実際にオーストラリアのプロ野球の試合を観て感じた魅力をご紹介しました。
日本と比較して、確かにレベルは若干低いですが、アットホームな雰囲気で低価格で試合を観ることができるのでおすすめです。
日本から若手のプロ野球選手が派遣される場合は、その日本人選手がいるチームの試合を観に行ってもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
試合後の帰り道に飲めるおすすめのブリスベンのパブは下記になります。