今回は、ブリスベンから行ける鉄道博物館をご紹介したいと思います。
ブリスベンと言っても正確にはブリスベンではなく、イプスウィッチ(Ipswich)というブリスベンから西に車で40分の町にあります。
今回紹介するイプスウィッチの鉄道博物館は
The Workshops Rail Museum
という名称です。
本記事では、その鉄道博物館の見どころと公共交通機関での行き方、トーマスなどの特別イベントについて紹介します。
イプスウィッチ鉄道博物館の見どころ
ここではイプスウィッチ鉄道博物館の見どころをご紹介します。
歴史的な機関車や電車の数々
入り口から入ると早速左(上)の写真にある大きな黒色の機関車が皆さんを出迎えてくれます。
この機関車はクイーンズランドの主要な産業の一つである石炭を運ぶ用途としても使われおり、実際に後ろの荷台には石炭が載っており見ることができます。
また、次の写真のように青や黄色のカラフルな電車も展示されています。
上の写真にある電車たちはクイーンズランドの主要な農作物を運ぶために使われていた電車です。
このイプスウィッチ鉄道博物館では実際の昔の機関車や電車が10台以上展示されています。
4つの異なった風景のジオラマ
イプスウィッチ鉄道博物館には上の写真にあるようにクイーンズランドの昔と現代の4つの風景(鉱山や港、田舎の風景など)がモデルになった巨大なジオラマが展示されています。
そのジオラマの中を、小さいリアルな電車や機関車が走り抜けていく光景を見て子供達は大興奮すること間違いなしです。
電車のシミュレータ体験
上の写真にある黄色い現代のクイーンズランドの電車の中で、シミュレータ体験ができます。
特に予約の必要はなく、この電車の中に入って順番に体験するだけです。
だいたい一回2分くらいになります。
特に難しい操作は必要なく、2歳くらい以上のお子さんから大人まで楽しめると思います。
インスタ映えするオシャレな昔の看板
私のおすすめは博物館内にある上の写真のスポットです。
昔使われていた駅名や電車の行き先などの看板ですが、非常にオシャレで、このスポットの前でSNSのプロフィールにも使えるインスタ映えする写真を撮ることができます。
博物館の屋外を走るカラフルなミニ機関車
屋外で3両の客車があるカラフルなミニ機関車に乗ることができます。
残念ながら1人AUD3の有料ですが、乗車時間は5分以上あり、汽笛が出たりと小さいお子さんは喜ぶと思います。
また空いているときに運が良ければ、運転手のお兄さんに運転席に子供が乗って写真を撮らせてもらえるかもしれません。
3箇所の子供が遊べるエリア
イプスウィッチの鉄道博物館内に子供が楽しめ、親は休めるエリアが3箇所あるので紹介します。
踏切、線路、ミニ機関車、三輪車などで楽しめるエリア
このエリアは上の写真のように可愛いデザインの小さい踏切や線路、トラックなどで子供が遊んだり、子供の写真を撮ることができるエリアです。
このエリアの壁に書かれている絵も非常に優しいタッチで描かれており、見ていて癒されます。
その他にも下記の写真のように小さな駅や機関車があり、子供が駅員や運転手の真似をすることもできますよ。
レゴ(LEGO)が楽しめるエリア
このエリアは最近新たに完成したのですが、1歳くらいの赤ちゃんから小学校くらいのお子さんまで楽しめるレゴ(LEGO)エリアです。
上の写真にあるように7台くらいテーブルがあり、各テーブルの箱にレゴ(LEGO)が配置されており、椅子に座って楽しむことができます。
その他にも下の写真のように2歳以下のお子さんが楽しめる大きなレゴ(LEGO)があるスペースやよく工事現場などで作業員の方が着ている子供用の工事用作業着があり、写真を撮ることもできます。
お絵描きなどができるエリア
上の写真にあるようにこのエリアではお絵描きや簡単なクラフトで遊ぶことができます。
壁に書かれている説明に従うことで、簡単に誰でもクラフトを作ることができます。
また、このエリアには下の写真のように子供が乗って楽しめるミニ機関車が2台あります。
特別イベントについて
イプスウィッチ鉄道博物館では様々なイベントが年中開催されていますが、オススメイベントは2つあります。
トーマスイベントについて
このトーマスイベントは毎年4月の2週間に渡って開催されます。
引用:公式ホームページより
2023年は1月22日まで開催されています。
上のYoutubeからも分かるように、巨大なトーマスやアニーとクララベル、トップハム・ハット卿に会えたり、トーマスのクラフトなど楽しむことができます。
トーマスイベントのチケットは当日行っても購入可能だとは思いますが、念のため下記のサイトから事前に購入することをおすすめします。
入場料無料イベントについて
このイベントは年に数回あるのですが、通常はかかる入場料は一日限定で無料になります。
時期は5月や11月などにあることが多いのですが、2020年はまだ発表されていません。
発表次第随時、日程を更新いたします。
お土産やカフェについて
イプスウィッチ鉄道博物館では館内にランチを食べれるカフェが1箇所とお土産屋が入口とカフェ内に計2箇所あります。
カフェについて
カフェでコーヒーやジュースはもちろんハンバーガーやB.L.Tなど食べることができます。
飲食店はこの1店舗しかないですが、私が食べたB.L.Tは普通に美味しかったです。
お土産屋について
館内に2箇所あるお土産屋では館内に展示してある機関車などのオモチャやトーマスグッズ、Tシャツなど様々なアイテムを買うことができます。
私のオススメは上の写真にあるオーストラリアの踏切のデザインのTシャツです。
サイズは0〜10までで、ピンクや青、白、グレーのカラーがあり、価格は$13.95と比較的手頃な値段です。
また、トーマスの各キャラクターのストーリーが書かれた本なども販売されています。
入場料などの施設詳細について
ここでは入場料と施設詳細についてご説明します。
入場料はオンライン購入、現地で購入のいずれも同一価格です。
入場料
大人(16歳以上):$14.50
子供(3〜15歳):$11.50 (2歳以下は無料)
コンセッション:$12.50
家族(大人2人+子供4人まで):$44.50
施設詳細は下記になります。
施設詳細
施設名称:The Workshop Rail Museum
ホームページ:https://theworkshops.qm.qld.gov.au/
営業時間:9:30~16:00
休日:Good Friday, ANZAC Day, Christmas Day and Boxing Day
住所:North St, North Ipswich QLD 4305
TEL:(07) 3432 5100
行き方、場所について
イプスウィッチ鉄道博物館には車か電車+バスで行くことができます。
ブリスベンシティ中心から電車で行く場合は、
セントラル駅からCAIP Ipswich行き電車に乗り、Ipswich Railway Stationで降り、そこから歩いてIpswich, Bell Street interchangeというバス停に行き、515系統のBrassall行きのバスに乗り、North St at Workshop Museumというバス停で降り、目の前です。
下記がそのルートになります。
電車+バスの場合は、約1時間30分になります。
車の場合は約40分です。
地図は下記になります。
まとめ
今回はブリスベンから車で約40分のイプスウィッチにある鉄道博物館(The Workshop Rail Museum)をご紹介しました。
クイーンズランドの歴史を象徴する実際の機関車から近代の電車まで子供だけでなく、大人も楽しめる場所です。
普段は週末でも空いていますが、今回ご紹介したトーマスや入場料無料イベントの時は混雑しますので、朝一で行った方が良いです。
ぜひ、鉄道が好きな方は行ってみてください。