みなさんこんにちは!!
ブリスベンの一児のパパです。
今回はオーストラリア・クイーンズランド州・ブリスベンの州立大学
・クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology:通称QUT)の魅力
・入学前から卒業までの流れ
を実際に修了した筆者が徹底紹介します。
実際に留学した人だからこその感想や率直な意見など交え、ご説明したいと思います
今回の記事は下記の方におすすめです。
こんな方におすすめ
- これからオーストラリアで大学、大学院留学を考えている方
- 特にブリスベンの大学、大学院をお探しの方
- 実際に卒業、修了した方の生の意見を知りたい方
では早速ご紹介していきます。
クイーンズランド工科大学(QUT)とは?
クイーンズランド工科大学(QUT)とは、1989年に設立されたオーストラリア・クイーンズランド州のブリスベンCBD付近にある大学です。
2020年の生徒数は約50,000人(うち、学部生40,000人 大学院生10,000人 )です。
また、教師陣は約2,200人です。
QUTの世界大学ランキングは??
クイーンズランド工科大学(QUT)は2023年のTimes Higher Education(THE社)の大学世界ランキングでは193位です。
日本の大学の大学世界ランキングは下記となりますので、東北大学と同じくらいになります。
日本の大学ランキング
39位:東京大学
68位:京都大学
201-250位:東北大学
251-300位:大阪大学
301-350位:名古屋大学
学部は??
クイーンズランド工科大学(QUT)には下記の10の専攻学部があります。
QUTの学部
・Building and planning(建築・計画)
・Business(ビジネス)
・Creative, design and performance(デザイン系)
・Education(教育)
・Engineering(工学)
・Health and community(医学系)
・Information technology(IT、情報)
・Languages(語学)
・Law and justice(法学)
・Science and mathematics(理数学)
また、大学院には、9つの専攻があります。
QUTの専攻
・Building and planning
・Business
・Creative, design and performance
・Education
・Engineering
・Health and community
・Information technology
・Law and justice
・Science and mathematics
キャンパスは??
クイーンズランド工科大学(QUT)には主要な2つのキャンパスがあります。
2つのキャンパス間は学生などのQUT関係者向けのシャトルバスが数十分おきに出ており、両キャンパス間を容易に移動できます。
ガーデンズ・ポイント・キャンパス(Gardens Point Campus)
クイーンズランド工科大学(QUT)の一つ目のキャンパスは「ガーデンズ・ポイント・キャンパス(Gardens Point Campus)」です。
ブリスベンCBDのブリスベン市民から愛されている「ブリスベンシティ・ボタニックガーデン」の隣にあります。
また、入口には、クイーンズランド州議会の議事堂である「Queensland Parliament」があります。
Queensland Parliamentの写真
また、キャンパスの中には、下記写真の歴史のある「旧総督公邸(Old Goverment House)」があります。
ガーデンズ・ポイント・キャンパスでは、主にビジネス系(MBA含む)、デザイン、エンジニアリング、健康、IT、法学、理数系、建築等の授業、研究室があります。
ガーデンズ・ポイント・キャンパスの場所は下記になります。
ケルビン・グローブ・キャンパス(Gardens Point Campus)
クイーンズランド工科大学(QUT)のもう一つのキャンパスは「ケルビン・グローブ・キャンパス(Kelvin Grove Campus)」です。
ケルビン・グローブ・キャンパスでは主に、IT系、クリエイティブ系(デザイン)、教育、医療系の授業の開催、研究室があります。
ケルビン・グローブ・キャンパスの場所は下記になります。
授業料は??
学部にもよりますが、大体平均して年間A$31,600(日本円で2,875,600円 A$1=91円)となります。
クイーンズランド工科大学(QUT)は公立の大学ですが、大体日本の私立大学よりも高い金額となります。
ちなみにこれは、クイーンズランド工科大学に限ったものではなく、オーストラリアの公立大学の平均的な金額です。
奨学金・授業料免除制度は??
クイーンズランド工科大学(QUT)では多種の奨学金制度があります。
下記に最新のQUTの奨学金の一覧をあげておきます。
また、奨学金とは別に授業料25%免除という制度があります。
これは、私も取得していたのですが、大学入学時にまず過去の成績(私の場合は日本の大学の成績)をもとにそれなりの成績だと、最初の学期の授業料が25%免除となります。
それ以降は、その学期ごとに平均の成績が7段階中5.5以上であれば、継続して授業料25%免除を受けることができます。
必要なIELTSの点数は?
クイーンズランド工科大学(QUT)の直接入学に必要なIELTSの点数はもちろん学部によっても異なりますが、大多数の学部・学科は平均6.5以上(各科目最低6.0以上)となります。
TOEFLの場合ですと79点以上となります。
また、条件付き合格という、QUTの入学の前にQUT指定の英語学校に一定期間通えば、入学させてあげるよ!!という制度もあり、その場合は、最低IELTSの平均が5.5以上(各科目最低5.0以上)のスコアをとれば条件付き合格となります。
授業の開講は何月?
クイーンズランド工科大学(QUT)の授業の学期はオーストラリアの他の大学と同様に、2月と7月からスタートの2期(夏季、冬季)となります。
大学の成績の基準は??
クイーンズランド工科大学(QUT)の成績の基準(Grading Scale)は他のオーストラリアの大学と同様に下記となります。
成績基準(Grading Scale)
・7: High Distinction(85-100%)←日本の大学で言うと秀のイメージ
・6: Distinction(75-84%)←日本の大学で言うと秀のイメージ
・5: Credit(65-74%)←日本の大学で言うと秀のイメージ
・4: Pass(50-64%)←日本の大学で言うと秀のイメージ
・Satisfactory(どうにかして可となった場合)
・3: Marginal Fail(40-49%)←不可
・2: Fail(25-39%)←不可
・1: Low Fail(0-25%)←不可
ちなみに良い成績(平均成績が6.5以上)を取得すると、学期ごとに「Dean's List」という優秀成績の賞状がもらえます。
また、上位15%に入ると「Golden Key」という優秀成績を修めた人にのみ入会の権利のある団体?の葉書が届きますので、あっ上位15%に入ったんだなというのは判別できます。
クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力とは?
ここでは、クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力をご紹介します。
オーストラリア・クイーンズランド州・ブリスベンには、クイーンズランド大学(UQ)、グリフィス大学(Griffith)などそのほかにも大学がありますが、そういった他の大学との違いという点としての魅力にもなりますので、その認識をいただければと思います。
QUTの魅力①:より実務に近い教育体制
クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力の一つ目は「より実務に近い教育体制」です。
QUTのコンセプトである「The University for The Real World」にあるように卒業後にいかに実際の社会で学んだことを活かすか活かせるかに主眼をおいた授業内容となっています。
なぜ、このような事が実現できるのかと考えた時に、QUTには、社会人経験のある教授、講師陣が多いからこのようなことができると思いました。
実際、私が在籍した2年間で合計16科目受講しましたが、アカデミックな環境にしかいなかった教授は1〜2人でそれ以外の教授、講師の方は全て会社で働いた経験のある方、今も会社勤め or 自身の会社を経営している方々でした。
そのため、授業の中でも、実際に教授自身の会社勤めの中でのエピソードが披露されたり、この科目のどういったことが今後実際の実務で役に立つかを自身の経験を踏まえ生徒に伝えようとしてくれるので、授業を受ける側の生徒も皆意気込みがあり、自身のモチベーションにもなりました。
また、生徒一人ひとりの主体性を鍛えるような場面も非常に多かったです。
実際私が在籍したエンジニアリングマネジメント、プロジェクトマネジメントの授業の中に、自身でテーマを決めて、そのテーマに関連する教授を自ら探し、自らコンタクトをし、自分の選んだテーマの指導役になってもらい、色々とアドバイスをいただきながら、1年間かけてそのテーマを深掘りしていくものがありました。
そもそも、主体性がないと研究テーマを決められないですし、自身で指導教員を見つけ、指導をお願いするということが、なかなか日本の大学ではなく、どちらかというと卒業後の社会人の中で求められるケースかなと思います。
以上のように、クイーンズランド工科大学(QUT)はより実務に活きる内容を提供していることが魅力だと実際に授業を受けてみて肌で感じました。
QUTの魅力②:ブリスベンCBDに近いロケーション
クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力の二つ目は「ブリスベンCBDに近いロケーション」です。
メリット、デメリットどちらとも言えますが、クイーンズランド工科大学は他のオーストラリアの大学と比較するとキャンパスが少しコンパクトです。
一方で、その分アクセスの良いブリスベンの市街地にキャンパスがあるため、授業が終わったあとなど、ショッピング、飲み会、食事、デートなど遊びにすぐに行くことができるというメリットがあります。
ブリスベンCBDは下記記事でご紹介しているように様々なおしゃれスポットがありますので、授業の合間や放課後に行く場所には困らないです。
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CBDから若干離れているケルビン・グローブキャンパスからでもCBDまでバスで約10~15分、徒歩でも30分位で行けてしまうため、どちらのキャンパスも授業前、放課後の空いた時間を有効活用することができます。
QUTの魅力③:高い就職率と程よいレベル感
クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力の三つ目は「高い就職率と程よいレベル感」です。
先程ご説明したようにクイーンズランド工科大学(QUT)は、実践力、アウトプットに重点をおいた教育、カリキュラムになっていることもあり、学生の就職において、毎年クイーンズランド州の大学の中でトップ、オーストラリア全体で見てもトップレベルの評価となっています。
一方で、程よいレベル感というのも魅力の一つかと思います。
上記で述べたように大学の世界ランキングは200位前後であり、同じブリスベン内のクイーンズランド大学(UQ)の50位前後のランキングと比較すると、入学しやすいランクとなります。
これはどういったところがメリットとなるかというところですが、最も大きなところは良い成績が取りやすい、つまり、授業料免除、奨学金等が取得しやすくなることです。
同じブリスベンのクイーンズランド大学は日本で言うと東京大学、京都大学と同じレベルであり、非常に優秀な生徒が集まります。
もちろん、私が学んだクイーンズランド工科大学も非常に優秀な学生はいましたが、ボリューム感としては、やはりUQなどの方が多いことが想定できるため、良い成績をとるのがより困難となり、結果として授業料免除や奨学金が取得しづらくなります。
実際は、私の場合でも非常に努力はしましたが、IELTSは平均6.5で、スピーキング、リスニングは客観的にみても周りの留学生と比較してもコースで最も低いくらいのレベルでしたが、2年間6.5/7.0以上の成績を継続して取得することができました。
正直、仮に私が、メルボルン大学、シドニー 大学、オーストラリア大学、クイーンズランド大学等のオーストラリアTOP5の大学に留学していたらおそらくここまでの成績は取得できていないと感じています。
QUTの魅力④:2つの学士号や修士号を同時に取得できるコースを提供している
クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力の四つ目は「2つの学士号や修士号を同時に取得できるコースを提供していること」です。
日本の大学や大学院の場合、基本的には学士過程は4年間、修士課程は2年間のカリキュラムが一般的ですが、オーストラリアの場合は、学部は4年、修士過程は専攻にもよりますが、1~1.5年の場合が一般的です。
そのため、仮に修士課程を2つ取得したいとなった場合は最低でも2年間よりも長い期間学ばないといけないですが、クイーンズランド工科大学(QUT)のカリキュラムの中には、2つの修士号を2年間で取得できるカリキュラムがあります。
※2つの学士号を5年で取得できるコースもあります。
詳細はこちらのリンクをご参照下さい。
QUTの魅力⑤:100カ国以上の国からの多くの留学生がいる
クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力の五つ目は「100カ国以上の国からの多くの留学生がいること」です。
クイーンズランド工科大学には約7,000~8,000人の留学生がいます。
もちろん、学部や専攻によっても留学生の比率は変わりますが、私の体験からも多くの国々からの留学生が来ていました。
また、彼らの母国は中国、インド、韓国、タイ、マレーシア、フィリピン、エジプト、メキシコ、モンゴル、ペルー、チリ、ブラジル、ドイツ、スウェーデン、南アフリカなどで、非常に多くの国の友人を作ることができました。
以上のように様々な国々からの留学生が多いので、世界中に友人ができる、世界各国の文化を学ぶことができるといった点が魅力です。
QUTの魅力⑥:比較的新しい豊富な大学施設
クイーンズランド工科大学(QUT)の魅力の六つ目は「比較的新しい豊富な大学施設」です。
ここでは、代表的な施設をいくつか紹介します。
THE CUBE
THE CUBEはガーデンズ・ポイント・キャンパスにある上の写真の右側のソーラーパネルがある建物になります。
この建物の中には、自習スペースや講義室があったり、様々な施設が入っていますが、中でも入り口から入ってすぐにある巨大なタッチパネル式のディスプレイが目玉となっています。
詳細は下記のQUTのサイトからご覧いただければと思いますが、日時によってディスプレイで体験できるコンテンツが変わり、タッチパネルを生かした原子記号の学習であったり、様々なゲームを体験することができます。
THE CUBEのコンテンツはこちら!!
学食
クイーンズランド工科大学(QUT)にはガーデンズ・ポイント・キャンパスとケルビン・グローブ・キャンパスそれぞれのキャンパスごとに学食(フードコートのような所)があります。
ガーデンズ・ポイントのお店
・Origin Kebabs(ケバブ)
・Teppanyaki Time(鉄板焼き)
・Subway(サブウェイ)
・The Bagel Boys(ベーグル)
・The Pantry
・QPOP Tea(タピオカティー)
・Humanity Coffee(コーヒー)
・マーロ・コーヒー(コーヒー)
ケルビン・グローブのお店
・The Bagel Boys(ベーグル)
・Shushi Mura(スシ、和食の丼もの系)
・Toshi Teppan & Toshi Ramen(焼き系、ラーメン)
・Boost Juice(スムージー、ジュース)
・Brewd Awakening(カフェ)
・Gather Cafe & Bar(カフェ←おすすめ 良くコーヒー飲んでました)
おしゃれな学生バー
クイーンズランド工科大学の各キャンパス内にお酒を飲むことができるバーが整備されています。
ガーデンズ・ポイント・キャンパスにはボタニックバー(Botanic Bar)
ケルビン・グローブ・キャンパスにはグローブバー(Grove Bar)
があり、昼間から飲んでクラスメイト親睦を深めたり、ただ1人でしっぽりビールを飲んだり、期末テスト後に打ち上げで来て、ダンスを踊ったりなど様々な用途で使えるバーとなっています。
それぞれの施設の施設詳細は下記になります。
Botanic Bar店舗詳細
店舗名:Botanic Bar
営業時間:平日 10:00~22:00(木曜、金曜は12:00まで)
定休日:土曜日、日曜日、祝日
住所:P Block, Level 3, Gardens Point Campus
ホームページ:https://qutguild.com/pageassets/services/botanic-bar/botbarmenu-feb2023.pdf
TEL:3138 8392
Grove Bar店舗詳細
店舗名:Grove Bar
営業時間:平日 13:00~18:00
定休日:月曜日、火曜日、土曜日、日曜日、祝日
住所:QUT T Block, C402, C Block, Level 2, 149 Victoria Park Road QUT Kelvin Grove Campus, 149 Victoria Park Rd, Kelvin Grove QLD 4059 オーストラリア
ホームページ:https://qutguild.com/services/grove-bar/
TEL:+61731385516
その他の施設
ここでは、クイーンズランド工科大学のその他の施設を紹介します。
下記はガーデンズ・ポイントキャンパスの売店の写真になります。
ケルビン・グローブ・キャンパスにも売店はありますが、ガーデンズ・ポイント・キャンパスの方が広く、商品数も多いです。
売店では、学生に必須の文房具関係や教科書等の本、加えてQUT独自のアイテム(Tシャツなど)が販売されています。
下記の写真は、それぞれのキャンパスにある図書館内の写真になります。
オーストラリアの全般の大学がそうかもしれませんが、クイーンズランド工科大学は課題としてグループワーク課題が多く、グループメンバーと課題について色々と議論する必要があります。
その中で、図書館内には個人が課題をできるスペースだけでなく、グループで打ち合わせができるテーブルや小会議室が多々あり、グループ課題に使用することができます。
また、下記のケルビン・グローブの最近新設された建物のように、建設中の新しい施設も多く、清潔感ある良い環境で学ぶことができます。
クイーンランド工科大学(QUT)への入学前から卒業までの流れ(体験談)
ここでは、私の実際の体験を踏まえ、クイーンズランド工科大学(QUT)への入学前から卒業までの流れをご説明します。
注意ポイント
私は大学院から入学しましたので、学部入学の場合と異なる点もあるかと思いますが、ご了承ください。
大学院 入学前
クイーンズランド工科大学の大学院に合格するには私の場合、
・願書
・IELTS
・日本で卒業した大学や大学院の成績
のみで出願することができました。
アメリカの大学の場合などGMATというようなテストを受ける必要もありますが、基本的にはIELTSかTOEFLの英語のテストのみ頑張ればOKです。
クイーンズランド工科大学の大学院の場合、ほとんどの専攻では、
IELTS(Academic)で言うと平均6.5以上(各科目6.0以上)
が条件なしの直接合格で必要な最低限のスコアとなります。
私の場合、まずTOEICを860点位まで下記の3つの教材を勉強し、取得しました。
その後、TOEICで860程度のスコアを取れるようになったら、IELTSの対策に移ります。
私が実践したIELTSの対策としては、問題集とオンライン英会話になります。
私が使用したIELTS問題集は下記になります。
また、私が実践したオンライン英会話は下記になります。
(最初、レアジョブ&ネイティブキャンプ その後、mytutorを実施しました。)
↑ネイティブキャンプ
晴れて、IELTS等英語テストでボーダーを越えたら願書を提出します。
私の場合は願書を提出して、約3週間で合格通知が届きました。
仮にIELTS平均6.5以上(個々の科目が6.0以上)の条件をみたせない場合でも入学前に大学指定の語学学校に指定の期間通えば、合格となる「条件付き合格」といった日本にない制度もあります。
社会人留学生で留学期間が決まっていたり、費用面で余裕があるようでしたら、条件付き合格での入学もありで、実際私のクラスメイトの友人の多くも条件付き合格で英語学校に通っていましたので、諦めずに申し込んでみてください。
大学院の普段の生活、授業について
私は、大学院の専攻として、エンジニアリングマネジメント(1年目)とプロジェクトマネジメント(2年目)の2つの修士号を取得できるコースで学びました。
実際に受講した授業は下記になります。
1年目受講科目
・Research Methods for Engineers
・Enterprise Resource Planning(ERP)
・Asset and Facility Management
・Total Quality Management (TQM)
・Project Management Principles
(Fundamental of Project Management
・People and Project
・Project 1 & 2 (Year-round subject)
2年目受講科目
・Systems in Project Management
・Strategic Project Procurement
・Strategic Risk Management
・Organisations and Projects
・Strategy and Project
・Managing the Project
・Project Investigation 1 & 2 (Year-round subject)
クイーンズランド工科大学では、夏期と冬期の2部制になりますので、1学期あたり、4科目受講することになります。
また、基本的に大体の科目で合計で3回の課題もしくはテストがあります。
その3回の課題、テストによって成績がつけられる形です。
配点は、1次課題 20% 2次課題30% 最終課題50%のように、期末の課題やテストが一番大きな比重となっています。
ちなみに私の場合は、2年間で16科目を受講しましたが、テストはたった2〜3回でした。
おそらく大学院でマネジメント系の分野だったと言うこともありますが、ほぼ個人のレポート、プレゼンテーション、グループのレポート&プレゼンテーションでした。
また、2年間で学んだグループワークの極意は「優秀そうな人とグループを組むこと。」です。
卒業式、修了式
クイーンズランド工科大学(QUT)の卒業式、修了式は新型コロナウイルス期間以前はサウスバンク にある
「クイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センター(Queensland Performing Arts Centre)」で行われていました。
上記の写真が実際の私の修了式の際の写真ですが、ザ・海外の大学・大学院の卒業式・修了式といった形で定番の帽子、服装で一人一人証書をもらいました。
まとめ
今回は、オーストラリア クイーンズランド州ブリスベンのクイーンズランド工科大学(QUT)の魅力と入学から卒業までの流れを実際に卒業した経験を踏まえて、ご紹介しました。
ブリスベンには冒頭でご紹介したようにクイーンズランド大学やグリフィス大学などその他の魅力的な大学も多いので、ぜひそれぞれの大学の強み、弱みを理解した上で留学先を決め、後悔のない留学生活を歩んでいただければと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!!