みなさんこんにちは!!
ブログを新たに始める際に、ジャンル(テーマ)をどうしようか迷ったことはありませんか。
ブログには、大きく分けて「雑記ブログ」と「特化型ブログ」という2種類があります。
それぞれの違いは下記の通りです。
ブログの種類
「雑記ブログ」:ジャンルに縛られず何でも好きなことを書けるブログ
「特化型ブログ」:特定のジャンルに特化した内容を書くブログ
ブログ初心者の方は、まずは記事を書いてみるのが重要ということで上記の種類に囚われる必要はないという場合もありますが、ブログ訪問者の滞在時間などの向上による収益化のし易さの面からは特化型ブログ(最初にジャンルを決める。)で始めることをおすすめします。
今回は、自身が海外での観光と生活に特化したブログを始めた経験と今までに学んだマーケティング的思考を組み合わせてステップ別に分かりやすく解説します。
今回の記事は、下記の方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 特化ブログを新たに始めたいが、ジャンル(テーマ)が決められないという方
- なるべく多くの方に読まれるブログを作成したいという方
もちろん、ブログのジャンル(テーマ)と同様に投稿する記事のネタも重要ですので、頭に入れておいてください。
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目次
ステップ①:自己分析をし、自身の強みを客観的に分析する
ブログのジャンル(テーマ)を決める際の最初のステップは、自己分析をし、自分の強みを客観的に分析することです。
他のブログやサイトなどでもブログのジャンル(テーマ)を決める際にこの点を重視しています。
ただ、具体的に何をすれば良いの?という疑問が生まれると思います。
そこで、本記事では様々な視点から自己分析をサポートするアドバイスをしていきます。
ちなみに、「自分の強み」とは「他人と差別化できる要素」とも捉えても良いと思います。
自分の強みを見つける視点①:趣味
最初にご紹介する自身の強みを見つける視点は趣味です。
ブログのジャンル(テーマ)を自身の趣味に関連したものにすれば、ブログの記事を書くのも苦にならず、楽しんで記事を書けるというメリットもあります。
自分が好きな事であればなんでも良いです。
例えば、スポーツ、料理、音楽鑑賞、映画鑑賞、ドラマ鑑賞、
家電、車、ファッション、美容、居酒屋巡り、旅行などです。
自分の強みを見つける視点②:環境
次にご紹介する自身の強みを見つける視点は環境です。
自身が今置かれている環境ですね。
生活環境や仕事環境など自身の現状に関わることを挙げてみてください。
例えば、住んでいる場所(町や県、海外など)、
社会人の方は、会社の状況(ブラック企業に勤めている)や職業(弁護士や弁理士)、
学生の方は大学の生活のことやバイトを見つけられなくて困っている、貧乏で節約生活をしているなど。
親の方は育児に困っている、双子の親であること、主夫であることなど。
自分の強みを見つける視点③:能力、肩書き、特徴
次にご紹介する自身の強みを見つける視点は自身の能力、肩書き、特徴です。
例えば、英語が流暢でTOEIC900点ある、何かの資格を持っている(ソムリエやバリスタ、OO試験OO級など)、マラソンを4時間以内で走れる、ピアノが弾けるが能力。
ITスペシャリスト、プロジェクトマネージャー、お店の店長、OO部、PTA会長やってますとかが肩書き。
顔に自信があったり、筋肉がムキムキであったり、男性だけど人より背が小さかったりなど、長所だけでなく、自分自身がコンプレックスと思っていることも含めて特徴を挙げてみてください。
自分の強みを見つける視点④:経験
最後にご紹介する自身の強みを見つける視点は自身の経験です。
例えば、TOEICは900点は持ってないけど、過去に350点から2ヶ月で630点まで上げたこと、海外に住んだことがあること、海外一周したことがあること、転職を10回したことがあること、大学受験で3浪したことがあること、今までに20人と付きあったことがあることなどの経験です。
ステップ②:ステップ①の自己分析を基に書きたいブログのジャンル(テーマ)の候補を何個か作る
次のステップは、先ほどの自己分析の結果を基に書きたいブログのジャンル(テーマ)の候補を何個か作ることです。
ポイント
ここでのポイントは、自身がそのテーマについて記事を書き続けられるかです。
本当に凄いブロガーの方であれば、数十の記事でも結果を出す事ができますが、個人的な目安としては100記事を書ける話題がそのジャンル(テーマ)に潜んでいるかどうかです。
ここでは、参考例として先ほどの自己分析を基に5個のジャンル(テーマ)候補を挙げてみます。
- 英語
- オーストラリアの観光
- 育児
- 学生の節約術
- ブラック企業で働いた経験
とりあえず候補を挙げてみたら次のステップに移りましょう。
ステップ③:ブログを書きたいジャンル(テーマ)のマーケットを分析する
次のステップはブログの書きたいジャンル(テーマ)のマーケットを分析する事です。
具体的にどういった視点で分析するかを下記に挙げます。
- そのジャンル(テーマ)に潜在的な読者がどれくらいいるか。
- そのジャンル(テーマ)に今後も引き続き需要がありそうかどうか。
- そのジャンル(テーマ)にどういったリスクがあるか。
他にも様々な要素がありますが、今回は重要な上の3つに絞りました。
先ほどのステップで挙げた下記の5つの候補の中から英語とオーストラリアの観光を参考例にご紹介しますね。
- 英語
- オーストラリアの観光
- 育児
- 学生の節約術
- ブラック企業で働いた経験
そのジャンル(テーマ)に潜在的な読者がどれくらいいるか。
これは、自身が選んだジャンル(テーマ)に関して潜在的な読者がどれくらいいるかを把握する事です。
把握する方法としては、自身で様々なデータを集めて推測しても良いですが、無料の検索ツールを使ってみてください。
グーグルキーワードプランナーやaramakijake.jpなどがあります。
例えば、英語をブログのジャンル(テーマ)に選んだとしたら非常に多くの読者がいます。
おそらく月に1000万〜1億の需要があるはずです。
オーストラリアの観光をブログのジャンル(テーマ)に選んだ場合は、英語と比較すると圧倒的に少ないですが、
おそらく各都市を含めると100万近い検索需要があるはずです。
そのジャンル(テーマ)に今後も引き続き需要がありそうかどうか。
これは、自身が選んだジャンル(テーマ)に関して今後も需要がありそうか把握する事です。
例えば、英語をブログのジャンル(テーマ)に選んだ場合、英語が社会でより需要が出てくるのかどうかを把握する事です。
例えば、多くの企業がユニクロや楽天のように社内で英語を公用語化していくのか、多くの企業がTOEICを就職条件に含めていくのか、小学生から英語教育が更に義務化されていくのかなど今後の英語の需要が増えていくのかです。
オーストラリアの観光をブログのジャンル(テーマ)に選んだ場合は、オーストラリアへの観光客、留学生、ワーキングホリデーの方、永住者の人数は近年増えているのかどうか、今後も増えるのかどうかをチェックします。
ここでのポイントは、
- 現在ある程度需要があって今後、大きな需要の減少はなさそうか、
- 現在はあまり需要はないけど、今後大きく需要の増加が見込まれるか
ということです。まずは、できるだけ上の二つのどちらかを満たすジャンル(テーマ)にしてみてください。
実際に私がオーストラリア・ブリスベンについてブログを始める時は下記のオーストラリアの渡航者数の推移を確認しました。
そのジャンル(テーマ)にどういったリスクがあるか。
これは、自身が選んだジャンル(テーマ)の検索需要の増減に影響するどういったリスクがあるかを分析してみることです。
例えば、「海外旅行」に関するブログでは、円安やコロナウイルスなどの外部環境によって観光客が激減するリスクがあります。
その結果検索数が大きく減少してしまいます。
先ほどご説明した潜在的な読者数や今後の需要と比較するとそこまで重要ではありませんが、選んだジャンルによっては無視できないリスクがあるので、始める前にリスクを理解した上でブログを始めてください。
ステップ④:ブログを書きたいジャンル(テーマ)の競合を分析する
次に調べていただきたい事項は、自身が選んだジャンル(テーマ)について競合がどれくらいいるかを把握する事です。
調べ方としては、自身の候補のジャンル(テーマ)に関する検索数が多そうなキーワードで検索してみて、下記の項目を分析してみてください。
- どれくらい競合がいるか。
- 競合(特に1ページ目に表示されるページ)のブログやホームページがどういった内容の記事、どれくらいの記事数、デザインなどがどういったものなのか。
- 勝てそうな見込みがあるかどうか。
例えば、英語がジャンル(テーマ)のブログやホームページはごまんとあります。
競合もスーパーマンのような個人や企業など全く太刀打ちできないサイトばかりです。
オーストラリアの観光についても非常に多くの旅行会社や留学、ワーホリのエージェント、個人がサイトを運営しており、なかなか勝てる見込みがありません。
ステップ⑤:ブログのジャンル(テーマ)の範囲を調整する
ステップ④の競合分析で全く勝てる見込みがない場合にどうするかというと、ブログのジャンル(テーマ)の範囲を調整することです。
具体的にいうと、まず範囲を狭めます。
英語についての場合は、TOEICやTOFEL, IELTSなど英語試験に特化したものや、オンライン英会話、英会話教室、幼児向けの英会話教育などの英語教育に特化したブログ、オーストラリア英語に特化したブログなどです。
ポイント
ここでのポイントはステップ1の自己分析であげた自身の強み・特徴を組み合わせることです。
例えば、英語に興味がある、幼児がいる、幼児が英会話教室に行っている方であれば、幼児英語教育をジャンル(テーマ)にしたブログを作ってみると良いかもしれません。
幼児向けの英会話教室の比較や体験談、幼児向けの英語の絵本や本のレビュー、幼児向けのオンライン英会話の比較などを記事にしたブログが書けます。
オーストラリアの観光に関するブログであれば、範囲を狭めて自分が住んでいる都市に絞ってみたりして競合に勝てそうなジャンル(テーマ)に絞ってみてください。
注意ポイント
ただし、この際の注意点としては、範囲を狭めすぎないことです。なぜなら範囲を狭めてしまうと、ニッチすぎるテーマであれば潜在的な読者の数が減ってしまうことや、書ける記事数が減ってしまうからです。
一度ブログのジャンル(テーマ)、ブログのタイトルなど決めてある程度記事を投稿してしまうと、どんどん大きな変更ができなくなってしまいますので、ブログを始める最初が肝心です。
そして、ブログのジャンル(テーマ)の範囲を調整したあとは、またステップ③のマーケット分析に戻ってステップを進めてみてください。
最後にステップ④の競合分析に戻って、再度調整したジャンル(テーマ)で競合にも勝てそうであれば、ブログのジャンル(テーマ)は決定です。
まとめ
今回は、ブログを開設する際のブログのジャンル(テーマ)の決め方をステップ別にご紹介しました。
ブログ初心者の方にとってはあまり深く考えず、好きな事柄や記事を苦にならず書けるジャンル(テーマ)にするのが重要という意見もあるかと思いますが、多くのアクセスを実現したい方やある程度の収益をブログで得たいという方にとって、ブログを開設する前にしっかりと今回ご説明したステップを踏むことは非常に役に立つと思います。
今回は、ご説明しませんでしたがアフィリエイトをしていく予定の方にとっては、アフィリエイトの案件の内容も考慮してブログのジャンル(テーマ)を決めることが必要になってきますのでそちらも頭に入れておいてください。
また、現実的には、記事数が増えていくとなかなか一つのテーマでブログの記事を書いていくのが非常に困難な場合もあります。
実際、私もオーストラリアのブリスベンとゴールドコーストの観光・生活に特化したサイトを作成していますが、こうやってブログのノウハウについての記事も書いています。
ただ、ここで重要なのが、最初はできる限り一つのことに絞ったジャンル(テーマ)に関する記事をできる限り多く書いてください。
ブログそうやって多くの方に読まれるようになるとブログとしてのパワーが上がってきます。
そうすることで、元々のテーマから少し外れた内容に関する記事を書いた場合でも検索順位が比較高い順位になる可能性があるからです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。